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アウトドア最初のリスクマネージメント 天気図の見方

アウトドア最初のリスクマネージメント 天気図の見方

天気予報&天気図の利用でアウトドアでのリスクを抑える「昔の登山者は、ラジオで放送される気象通報をもとに自ら天気図を起こしていたんです」と山岳気象予報士の猪熊隆之さん。今ではスマートフォンに搭載されたGPSの位置情報をもとに、雨雲の接近を知らせてくれるアプリもある。テクノロジーを活用しない手はないが、登山やトレイルランニングなどを安全に、深く楽しむには、天気図の見方も知っておきたい。「スマートフォンなどで見られる局地天気予報は、観測データをもとに各気象会社がそれぞれの条件式に当てはめて、自動で出しているものです。各社の予報が異なるのは条件式が違うからです。山では地形によって天気が大きく変わるため、自動計算で出された予報は外れることも多いですし、平地や山麓の予報で天候判断をしてしまうと痛い目にあうことも。天気図を見ることで回避できる危険もあるんです」。 (図1)北アルプスで3名の登山者...

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