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都会の真ん中で波に触れる。 カメラマン 熊野淳司の写真展「なみいろ」

都会の真ん中で波に触れる。 カメラマン 熊野淳司の写真展「なみいろ」

サーファーでカメラマン、小誌でも活躍する熊野淳司氏の写真展が東京は2月27日(木)から、大阪で3 月 19 日(木)からそれぞれ開催される。まるでシルクのように柔らかく写し出された波。シャッターが開いている間、物体の動きを記録し続けるスローシャッター。一瞬を写し出す通常の高速シャッターでは波の動きをぴたりと止めて撮影できるが、このスローシャッターでは動きを止めずに撮るため、色や形の要素が強調された抽象的な1枚を写し出すことができる。日の入り前に撮影。どこかノスタルジックな情景が広がる。 サーファーで写真家の熊野淳司がスローシャッターを使い始めたきっかけは、夕方にサーフィンを撮影したときのこと。そこに写る波の姿に興味が湧き、この手法で波を撮るようになったという。数年をかけて湘南海岸で撮影された写真は、実際の波を見るよりもメロウで幻想的。静寂感があり包みこまれるような雄大さがある。海を愛...

| SURFIN’ LIFE |

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