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MGCチャンピオン、中村匠吾の原点 写真家・水上俊介が見た、オリンピックをつかんだ男の素顔

MGCチャンピオン、中村匠吾の原点  写真家・水上俊介が見た、オリンピックをつかんだ男の素顔

(写真 水上俊介 / 文 和田悟志) MGC男子のレースは最後まで目の離せない展開になったが、激戦を制したのは中村匠吾(富士通)だった。前評判では4強に次ぐ存在として取り上げられることが多く、決してダークホースだったわけではない。駒澤大学時代の中村を知る者からすれば、“中村ならやってくれる”という期待度は高かったのではないだろうか。写真家の水上氏も中村の強さを見てきた一人。中村が駒澤大学に在学していた2012年から、駒大陸上部を写真に収めてきた水上氏が、レンズを通し、見てきた中村の素顔とはどんなものだったのか。『HEROES』未発表写真と水上氏の言葉とともに、駒大時代の中村を振り返る。クールな目つきの男が気になった水上さんが、自身の作品の被写体として大学駅伝の強豪・駒澤大学を追い始めたのは2012年のことだった。頭の中には2つのドキュメンタリー作品のイメージがあったという。ひとつは...

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