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100年前のキャンプ用品カタログを発掘! 「寝られるカバン」のようなテントからメルセデスのポンチョまで

100年前のキャンプ用品カタログを発掘! 「寝られるカバン」のようなテントからメルセデスのポンチョまで

「キャンプ」がレジャーとして成立し始めた時代へタイムスリップ 古本趣味をもつ筆者は最近、イギリスの古本屋から1冊の本を手に入れた。今から100年以上前の1907年に、ロンドンの「アーミー&ネイビー・ストアーズ(Army & Navy Stores)」という百貨店が刊行した全商品カタログで、総ページ数1282とおそろしく分厚い豪華本だ。 店名もやたらイカツイのだが、ここは1871年に軍隊の将校とその家族向けの生活協同組合として発足したものの、どんどん業務を拡大した結果、今回手にしたカタログが発行された1907年ころには「中流階級」むけの大規模百貨店となっていたのだ(1973年に「ハウス・オブ・フレーザー」に買収される)。 このカタログからキャンプ用品を中心に紹介し、20世紀初頭のアウトドア事情を垣間見てみよう。20世紀初頭のイギリスの経済感覚は? まずカタログを見る前に、当時のイギリス...

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