ガイドブックには決して載らないコアキャンパーがこぞって幕営する営地
台風一過到着時、大きな音を立ててフィールドを叩いていた土砂降りの雨が止むと待機していた全てのキャンパーが一斉に設営を始めた。日曜日、ほんの数年前まで見ることもなかった光景。何度足を運んでも息を飲む佇まいだと思った。空の全面を木々で覆われ陰になっているせいで南側の水辺と磐梯山が浮き上がり絵画のように目に映る営地。磐梯山はまだその全景を現してはいない。昨年迄、藪だらけだったこの場所も今年は切り開きグループサイトとして唯一予約可能なサイトとなった。決して広くはないけれどこれを個人の力で切り開くのは大変だったと思う。水辺に生える葦はワイルドさがなくならないようにと絶妙な長さを残し手入れがされている。つまりこの景色は人の手で作り上げられた景観である。お陰でこのキャンプ場に名所が一つ増えた印象だった。昨年から薄々感じていたことだが…このキャンプ場にはなぜかコアキャンパーが集まってくる。ブロガーは...
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