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野辺山、シクロクロスの聖地

野辺山、シクロクロスの聖地

シクロクロスが日本でちょっとした人気を博している。もちろんまだまだ一般には知られていないマイナーな自転車競技だが、スポーツとしてカルチャーとして、日本らしいカタチで根付きはじめている。その火付け役、通称“野辺山シクロクロス”は今年もアマチュア、プロ、観客を問わず意味のある、白熱の2日間となった。写真で振り返る。(写真・文 小俣雄風太)シクロクロスは不思議な競技だ。どんなものなのか言葉で定義しようとしても、その魅力は伝わらない。ただ言えるのは、「苦しい」ということ。それはアマチュアのカテゴリーであっても、プロレーサーであっても。家族でシクロクロスを楽しめるように、という主催者の願いから、幼稚園児以下のカテゴリーであるキンダーガーデンが行われるのも野辺山の特徴。シケインと呼ばれる障害物もちゃんとコースに設置される。大人の心配は取り越し苦労、子どもはわけなく乗り越えていく。だいたいのことも...

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